› これからが心配 › やはり許せない!情報操作 by 厚労省2007年04月15日
やはり許せない!情報操作 by 厚労省
元気に明るく生きて行ける社会のために、医者のホンネを綴りたいより
やはり許せない!情報操作 by 厚労省
厚労省・賃金構造基本統計 医師の月額給与は平均76万円 前年から3万9600円増加 記事:Japan Medicine(提供:じほう)【2007年4月9日】
厚生労働省がこのほどまとめた「2006年賃金構造基本統計調査結果」によると、医師の所定内給与(月額)は前年から3万9600円増加して76万1000円(平均41.2歳)となった。一般労働者の30万1800円(同41.0歳)と比べて倍以上の水準となっている。
http://blog.m3.com/DrTakechan/20070412/_by_
やはり許せない!情報操作 by 厚労省
厚労省・賃金構造基本統計 医師の月額給与は平均76万円 前年から3万9600円増加 記事:Japan Medicine(提供:じほう)【2007年4月9日】
厚生労働省がこのほどまとめた「2006年賃金構造基本統計調査結果」によると、医師の所定内給与(月額)は前年から3万9600円増加して76万1000円(平均41.2歳)となった。一般労働者の30万1800円(同41.0歳)と比べて倍以上の水準となっている。
http://blog.m3.com/DrTakechan/20070412/_by_
さて、勤務医の皆さんはどう思われただろうか?
M3comの掲示板では、早速、多数の医師から不満、激怒の声が多数集まっている。
会員からの声を一部無断で拝借して、私のコメントを含めてならべてみました。
==============================
厚労省はうそつきです
>「医師の所定内給与(月額)は前年から3万9600円増加・・・・一般労働者の30万1800円(同41.0歳)と比べて倍以上 ...」と書かれると、一般の方は、勤務医は高給とりでなんと恵まれているのだろうと思うかもしれません。
ところが、この医師の月額給与公表には、いろんな裏があります。
「一方、女性医師は平均56万4000円(同36.2歳)で、昨年より3万4600円減少し、男性医師と比べると26万2200円少ない。」という記述からわかるように、 「常勤」か、「非常勤」かという区別すらしていない。
> まず、6万人の医師データというが、大学病院は含まれてないみたいだ。研修医、修練医、レジデント、無給医(医局で働いているが,研究中心で身分は保障されず常勤でなくバイトだけで生活している)、大学院生などは当然含まれず。つまり、統計より遥かに給与の少ない医師達は含まれてないとしか考えられない。
>そもそも、大学の助手、講師、助教授、教授も、今回の発表資料より給与が少ないではないか。給与の高い病院だけを取り上げてるんじゃないか?
>この統計の医師は、民間病院か公的病院か、それすら不明。
では、40過ぎの医師と同等の学力を持つ大学(または大学院卒)の勤務者と比較したらどうなるでしょう?
おそらく、勤務医より高給なメディアや企業が続出します。
>冗談じゃない!。ただでも安い国立病院の給与は、独立行政法人化して、ますます下がってしまった。年間200万以上下がっているところもあるんだよ!
常勤じゃなかったら、月給30万程度でバイトする暇もなくコキ使われてる奴隷医が全国に多数いるんだよ!。いくらなんでも統計のバイアスがひどすぎるじゃないか!
政治的意図を感じざるを得ない無意味な調査
>なぜ,医師という有資格専門職と一般労働者の賃金をわざわざ比較する必要があるのか? このような書き方をする低俗な記者は誰なのか?
不愉快極まりない記事である。
一般労働者、というが、平均年齢41才で平均30万円というのはどんな職種なのか?
少なくとも、大学卒で、医師免許と同等の特殊な専門資格や技術をもった職種と比較しなければ意味がないではないか!
投資銀行業や同じ他の有資格専門職の給与をみてみろ!。生保、製薬メーカ、トヨタ、どれを見ても、医者以上の給料取りがゴロゴロしてるではないか。
20〜30歳代で年収が優に1000万円を超え,賞与として数百〜数千万円を得ている彼らについては如何なのですか?
自治体を見てみろ。市バスや電車の運転手だって年収1000万円越えてるじゃないか!
このような恣意的な記事を書く記者がいるから国民が誤った見解を共有してしまうのです.この記事を書いた記者は国民を扇動するこ とが目的なのでしょうか?
時給計算
>大規模医療機関(大学病院)勤務です。
私の時給は税込み給与を勤務時間で割ると1250円です。
普通は8時間労働ですが、私の場合8時間病院から離れられるという勤務です。
でももっとひどいのが大学院生です。
授業料を払って仕事をさせていただいている人すらいますからね。
賃金が労働の対価なら諸外国と比較を
>提供している医療レベルに対する対価が医師賃金なのですから、明らかに、諸外国の医師の賃金と比較すべきテーマです。まさに日本の医師賃金は、世界が決してまねできないほ ど、海外医師の大半が信じないほど、低かったことを示すべきテーマです。
** なぜ、先進諸国の医師賃金と比較しない! **
診療報酬を下げるための世論操作だ
>診療報酬を下げるための世論操作ですね。毎回、同じ手を使っています。その内、開業医だけの収入も、また公表することでしょう。 そして、来春の診療報酬改定を迎える、という段取りです。
事業所の規模ー大企業と中小企業
今回の調査は、医師の給与と中小企業の社員の給与を
比較しています。また、比較されている中規模病院の
職員数が記載されていません。150床程度ですと、
総従業員数は100人を超えるのではないでしょうか?
だとするなら、この比較自体、作為があるととられても
やむをえないもの、と判断します。
「従業員数100人以上」の病院を「大企業」と
「経済産業省」の定義どおりに分けて考えたなら、
「医師」の賃金は、どの程度の役職と比較すべき
なのでしょうか?「部長」?「課長」?あるいは「ヒラ」?
いわゆる「大企業」の「部長」で、41歳で、
「月収」が「30万円台」って、どんな企業?(ありえないよね?)
==============================
長くなってすみません。
要は、この統計は、相当に恣意的に作成され,給与の安い医師は省いて作成されたものであること。
そして、医師と対比された一般労働者の内訳がさっぱりわからない(医師と比較すべき対象はなにか、を考えてほしい)、ということ。
そして、いかに医師が高い給与をもらっているか、を国民の頭に植え付けることがこの発表の趣旨であること。
これは、許しがたい情報操作だ、と言いたいのです。
特に、医師でない国民の皆様には、厚労省は診療報酬を下げるとき,まずこのような情報操作を必ず行うのだ,という事実をしっかり知って頂きたい。そして、診療報酬の切り下げのあとには、未曾有の医療崩壊が控えている!、という事実を知ってほしい。
ボクたち医者のほとんどは、もっと真剣に医療に取り組みたいのに....である。
M3comの掲示板では、早速、多数の医師から不満、激怒の声が多数集まっている。
会員からの声を一部無断で拝借して、私のコメントを含めてならべてみました。
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厚労省はうそつきです
>「医師の所定内給与(月額)は前年から3万9600円増加・・・・一般労働者の30万1800円(同41.0歳)と比べて倍以上 ...」と書かれると、一般の方は、勤務医は高給とりでなんと恵まれているのだろうと思うかもしれません。
ところが、この医師の月額給与公表には、いろんな裏があります。
「一方、女性医師は平均56万4000円(同36.2歳)で、昨年より3万4600円減少し、男性医師と比べると26万2200円少ない。」という記述からわかるように、 「常勤」か、「非常勤」かという区別すらしていない。
> まず、6万人の医師データというが、大学病院は含まれてないみたいだ。研修医、修練医、レジデント、無給医(医局で働いているが,研究中心で身分は保障されず常勤でなくバイトだけで生活している)、大学院生などは当然含まれず。つまり、統計より遥かに給与の少ない医師達は含まれてないとしか考えられない。
>そもそも、大学の助手、講師、助教授、教授も、今回の発表資料より給与が少ないではないか。給与の高い病院だけを取り上げてるんじゃないか?
>この統計の医師は、民間病院か公的病院か、それすら不明。
では、40過ぎの医師と同等の学力を持つ大学(または大学院卒)の勤務者と比較したらどうなるでしょう?
おそらく、勤務医より高給なメディアや企業が続出します。
>冗談じゃない!。ただでも安い国立病院の給与は、独立行政法人化して、ますます下がってしまった。年間200万以上下がっているところもあるんだよ!
常勤じゃなかったら、月給30万程度でバイトする暇もなくコキ使われてる奴隷医が全国に多数いるんだよ!。いくらなんでも統計のバイアスがひどすぎるじゃないか!
政治的意図を感じざるを得ない無意味な調査
>なぜ,医師という有資格専門職と一般労働者の賃金をわざわざ比較する必要があるのか? このような書き方をする低俗な記者は誰なのか?
不愉快極まりない記事である。
一般労働者、というが、平均年齢41才で平均30万円というのはどんな職種なのか?
少なくとも、大学卒で、医師免許と同等の特殊な専門資格や技術をもった職種と比較しなければ意味がないではないか!
投資銀行業や同じ他の有資格専門職の給与をみてみろ!。生保、製薬メーカ、トヨタ、どれを見ても、医者以上の給料取りがゴロゴロしてるではないか。
20〜30歳代で年収が優に1000万円を超え,賞与として数百〜数千万円を得ている彼らについては如何なのですか?
自治体を見てみろ。市バスや電車の運転手だって年収1000万円越えてるじゃないか!
このような恣意的な記事を書く記者がいるから国民が誤った見解を共有してしまうのです.この記事を書いた記者は国民を扇動するこ とが目的なのでしょうか?
時給計算
>大規模医療機関(大学病院)勤務です。
私の時給は税込み給与を勤務時間で割ると1250円です。
普通は8時間労働ですが、私の場合8時間病院から離れられるという勤務です。
でももっとひどいのが大学院生です。
授業料を払って仕事をさせていただいている人すらいますからね。
賃金が労働の対価なら諸外国と比較を
>提供している医療レベルに対する対価が医師賃金なのですから、明らかに、諸外国の医師の賃金と比較すべきテーマです。まさに日本の医師賃金は、世界が決してまねできないほ ど、海外医師の大半が信じないほど、低かったことを示すべきテーマです。
** なぜ、先進諸国の医師賃金と比較しない! **
診療報酬を下げるための世論操作だ
>診療報酬を下げるための世論操作ですね。毎回、同じ手を使っています。その内、開業医だけの収入も、また公表することでしょう。 そして、来春の診療報酬改定を迎える、という段取りです。
事業所の規模ー大企業と中小企業
今回の調査は、医師の給与と中小企業の社員の給与を
比較しています。また、比較されている中規模病院の
職員数が記載されていません。150床程度ですと、
総従業員数は100人を超えるのではないでしょうか?
だとするなら、この比較自体、作為があるととられても
やむをえないもの、と判断します。
「従業員数100人以上」の病院を「大企業」と
「経済産業省」の定義どおりに分けて考えたなら、
「医師」の賃金は、どの程度の役職と比較すべき
なのでしょうか?「部長」?「課長」?あるいは「ヒラ」?
いわゆる「大企業」の「部長」で、41歳で、
「月収」が「30万円台」って、どんな企業?(ありえないよね?)
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長くなってすみません。
要は、この統計は、相当に恣意的に作成され,給与の安い医師は省いて作成されたものであること。
そして、医師と対比された一般労働者の内訳がさっぱりわからない(医師と比較すべき対象はなにか、を考えてほしい)、ということ。
そして、いかに医師が高い給与をもらっているか、を国民の頭に植え付けることがこの発表の趣旨であること。
これは、許しがたい情報操作だ、と言いたいのです。
特に、医師でない国民の皆様には、厚労省は診療報酬を下げるとき,まずこのような情報操作を必ず行うのだ,という事実をしっかり知って頂きたい。そして、診療報酬の切り下げのあとには、未曾有の医療崩壊が控えている!、という事実を知ってほしい。
ボクたち医者のほとんどは、もっと真剣に医療に取り組みたいのに....である。
Posted by iryoukannkei at 12:00│Comments(0)

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